宮田村を舞うアサギマダラ

信州ワクワク

2024年09月28日 15:00

アサギマダラ」
という名前の蝶を知っていますか?

「渡りをする蝶」

だそうです。

渡り鳥ならきいたことありますが
蝶って渡るんですね??


勝手な想像ですが
蝶の生活圏はなんとなく
こじんまりして
いそうな気がしますが…


情報によると

2011年10月10日に和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラが、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲された。途中高知県でも捕獲されていて、世界第二位の長距離の移動が確認された



そうです。


海外にまで足を延ばしているとは!

驚いてしまいました。





このアサギマダラは

長野県の宮田村(みやだむら)を渡りのルート
としているそうです。

アサギマダラの里ホームページによると

長野県上伊那郡の「宮田村」では、2014年からアサギマダラの好む「フジバカマ」を植えアサギマダラが立ち寄る場所「アサギマダラの里」を造りました。毎年、フジバカマが開花する9月上旬から10月上旬まで南下の途中で立ち寄るアサギマダラのきれいに舞う姿を見ることができますので是非、お出かけください。


とあります。


さっそく行ってきました。


この日は休日で午前中から
多くの方が訪れていました。


私が観察した日の時間帯は風が強く、
蝶が少なかったようです‥‥



【フジバカマにつかまるアサギマダラ】↑



この蝶の羽を見てステンドグラスみたいだ
と言っていた方がいました。


確かによく見るとそのよう見えます。



この日は
蝶が3頭くらいだったと思ます


1頭の蝶がいるとカメラマンさんが
集まるのでなんとなくあそこにいるな
というのがわかりますね。


こんな感じ↓





蝶が羽を広げる瞬間を
待っています。



少し遠くにいる年配の方から

「まだ蝶は おるかね?」

と蝶を確認する声が入るのですが
誰一人として返答できない
んですよ‥‥


したくてもできない。



ちょっとでも動くと、息を吐いてしまうと、
声を出すと、どこかへ飛んで行ってしまいそうです。




ホームページの情報によると

9月25日には218頭の蝶が
飛来したそうですので今後も楽しみですね。






ほかの蝶も飛んでいましたので写真におさめてみました
「ツマグロヒョウモン」というそうです。
こちらはよくみかけますね。


それにしてもこのアサギマダラ
情報によると、

夏に日本本土で発生したアサギマダラのうち、多くの個体が秋になると南西諸島や台湾まで南下することが判明したものの、集団越冬の場所や、大量に死んでいる場所も見つかっていない


のだそうです。



この蝶の動きを見ていると
思わず

「すごい 生きてるね  なに食べてるの 」

と聞きたくなりますね・・・



(星野源さんの歌
「喜劇」Official Video 
にある 最後のセリフ?ひとりごと?の真似)



秋の行楽シーズンになりますね。

アサギマダラを観察しながらその行方を
想像するのもよいかもしれませんね。


蝶 好きな方
渡りが好きな方

などおこしくださいませ


方言ですと・・・

「おいでなんしょ」

 でしょうか。



アサギマダラの里のホームページ

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